2017年2月26日 聖書:マタイによる福音書13章18~23節「人はつまずく」豊田護兄

 人は人生につまずきます。つまずかない人はいません。でもつまずいた時にどのようにそのことを受け入れるかで、その人の真価と信仰が問われるのではないでしょうか。そのつまずきには、意味があるような気がします。そして神様の計画なのかもしれません。

 私もたくさんつまずいてきました。でも今考えると、とても意味があったような気がします。かつて大きなミスをして、オーケストラをやめプロの演奏家をあきらめた時、結婚生活に失敗した時、病気で死にかけた時、この40年間に数えても3つの大きなつまずきがあります。でもよかったと今は思えます。今考えると、つまずいたことから多くの事を学びましたし、おかげで死なずにここまでやってこれました。神様がつまずきによって考える時間と人生をやり直すチャンスを与えてくれた気がします。
 
 大切なことは逃げ出さずに、しっかりとそれを受け入れて神様が与えてくれた考えるチャンスだと思うことではないてしょうか。時間がたつと分かることが沢山あり、その時に初めて神様の計画が理解できるのかもしれません。

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