今、私共は受難節を過ごしています。キリスト教を主とする国々では、この受難節を重く受けとめつつ、イースターに繋げていく、大いなる喜びを目指しているとドイツで過ごした友人にお聞きしたことがあります。
本日の箇所はイエス様の訣別の説教とも言われ、深くここから学びたいと思います。この箇所では、二つのものが対象的に出てきます。
「しばらくして、あなたがたは私を見ない」しかし、またふたたび見る。
「あなたがたは泣き悲しむ」しかし、あなたがたの憂いは喜びよなる。
「あなたがたはこの世では悩みがある」しかし、わたしはこの世に勝っている。この世は一般に喜びを求めます。それはまた悲しみに変わるものでもあります。喜びも悲しみも同質だからです。移り変わるものだからです。ですから昔から人間万事塞翁が馬、人生の禍福はあざなう縄の如しと言います。よった縄のように喜びと悲しみが交互にくるのが人生だと。しかし、今、弟子達が出会うものはそれとは違っています。
あなた方はこの世では悩みがあります。しかし勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝利しているからだと。あなた方は散らされて各々自分の家に帰り、わたしを一人残す時が来ます。否、もう来ている。イエス様はわたしたち人間の弱さをご存知のお方です。そのイエス様がすでに世に勝っている。勝ちつつあるというものでもありません。将来勝つというものでもありません。すでに勝っているのです。あなた方がわたしの名によって父に求めるものは何でも父はあなた方に与えられます。求めなさいそうすれば与えられ、あなた方は喜びに満ち溢れるでしょう。
イエス様が勝利しているからこそ、わたしたちはイエス様のお名前によって祈るのです。 主は私たちに聖霊をくださいました。聖霊のお力により祈り求める信仰を持ちつつ日々歩みましょう。
定例行事
- 聖日礼拝
- 毎週日曜日10:30~
- 教会学校(子供の礼拝)
- 毎週日曜日9:30~
- 祈祷会・聖書研究会(午前の部)
- 毎週水曜日10:30~
- 祈祷会・聖書研究会(夜の部)
- 毎週水曜日19:30~
その他の年中行事
- チャペルコンサート(創立記念)
- 毎年8月下旬
- チャペルコンサート(クリスマス)
- 毎年12月23日
- クリスマスイブキャンドルサービス
- 毎年12月24日夜