2017年8月27日 聖書イザヤ書55章8節~11節     証し「わたしが道である」弘子姉

私は宮田教会に来るようになって、11年目になります。
役員をさせていただくようになって3年目 会計の担当させていただいております。ちょうど、牧師館の新築工事をしてる頃で、支払い等、多額のお金の管理をすることになりました。
なにもかも解らず 大きな責任に戸惑うばかりでした。会計を担当する前の私の仕事は、すごいハードで残業も多く、銀行や郵便局に行く時間はありません。
大変でしたが、仕事にやり甲斐もあり、8年間派遣社員として働いておりました。ある時 上司からあと4ヶ月で60歳になりますから、今月いっぱいでやめて下さいと言われました。
突然のことでかなりショックでしたが、嫌な顔ひとつ見せず、円満退職しました。
 経済的な不安 そして50代という響きの良い時に早く次の仕事を見つけなければと、すぐにハローワークに行きました。現実は厳しく、簡単には仕事は決まりません。年齢の高い人を募集する企業は、経験 実績 即戦力です。私は、採用されるために、専門学校に行き、エクセルとワード2級を取得しました。
自分自身に自信もつき、まもなく小学校の事務員として採用されることになりました。小学校での仕事は、教育委員会に行ったり、銀行に行ったり ひとりの時間を楽しむ事が出来ました。時間的にも精神的にもゆとりがあり、会計としっかり向き合う時間がとれる環境に変わりました。
私自身の思いとは違い、神さまは会計の奉仕が出来るように道を備えられ、導いて下さったことを後になってわかりました。もし、前の会社を60歳を過ぎて退職していたら雇用保険の保障は短かったと知り、グッドタイミングで退職へと導いて下さった神さまに何度も何度も感謝しました。
 2年半勤めた学校は閉校となり、次に採用された職場は、宮田教会すぐ近くの市役所でした。しかも私が配属された課から牧師館がきれいに見えるのです。
神様は私に、牧師館を管理するために、この職場をお与えになったと、すぐわかりました。神さまが建てて下さった 新しい牧師館ですが、今はどなたも住んでおられません。
牧師館を閉め切って1年半位たっていましたから窓をあけたり掃除したり止めていた温水器を使えるようにしたり、色々と生活が出来るように、整えていきました。
今では、いつでも泊まることが出来るように きれいにしています。職場が牧師館の目の前なので、牧師館の管理は自然な形で無理なく楽しんで出来ています。
 神さまのなさることは、完全です。63歳にもなってる私を、臨時とはいえ市役所が採用してくれるなんて、普通では考えられません。
私の人生 すべて神さまのご計画の中にあり、私はそのレールに乗って 歩んでいけることの恵みを 心より感謝いたします。

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