2021年1月3日 聖書:ルカによる福音書2章21~38節「主に出会った喜びを語る」世良田静江牧師

クリスマスを通して新年を迎えると、いつもと同じ日々でありながら何故か新しい気持ちになります。私たちは心の中でいつも新しく作り変えられたいという願いや望みが心の底に在るからなのでしょうか。1月2日で118歳の田中かね子さん。バプテスト連盟に所属する教会員ですが、今は有料の老人施設で穏やかにお過ごしのことが放映されていました。一方では30数万円の給料のうち、12万円の住宅ローンを支払ってきた30代の方がローンを支払えず、このコロナ禍で職も家も失い、まさにホームレスとなっているニュースも他人事ではない今の現況です。さて、ヨセフとマリアは8日目にエルサレムの神殿に上がった。そこでシメオンというイスラエルの慰められることを待ち望んでいた人、キリスト(救い主)を見るまでは死をみることはないという確信のもとに出会い、喜びます。一方もうひとり、アンナという女預言者とも呼ばれ、昼も夜も神殿で祈り、断食をしていた女性もイエス様との出会いを喜び、イエス様について証をされます。このイエス様との出会いにシメオンもアンナも年をとっていたと記されているのです。そして二人共イエス様の十字架を預言します。長いこと待ち望んでいた救い主がどういう道を辿るのか二人は霊の目で預言できたのでしょうか。イエス様に出会った私たちは信仰生活をどのように証しているでしょうか。イエス様に出会って私たちの傲慢が打ち砕かれて粉々にされるその時初めて、真にイエス・キリストに出会うのでしょう。アンナは日夜祈りに専心していた。いつも彼女は人々の中にいた。真に神の中に専心する時、人の中に入ることができます。神に出会えたよろこびを証しする者となり

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