2021年8月15日 聖書:マタイによる福音書5章13節~16節「なぜ教会は戦争に加わったのか」豊田護兄

今日は敗戦の日です。国は「終戦」という言葉を使いたがりますが。無条件降伏をしたのですから敗戦です。国家はこのようにして歴史を捻じ曲げていきます。先日宗像大社に行きました。沖ノ島の三角縁神獣鏡を見て鉄器を見て<古事記は嘘だとおもいました。後の大和朝廷が自分多たちに都合がいいように作ったものです。

国家は都合がいいように嘘をつきます。 戦後70年の談話で安部首相は、「・・:経済的圧迫により戦争をせざるにおえなかった・・・」と述べました。これも嘘です、当時経済的な問題はありませんでした。1931年の日中戦争も、関東軍が仕掛けた謀略で始まりました。これも嘘です。

最近「黒い雨」の訴訟が結審しました。残留放射能と黒い雨の関係は、戦後すぐから調査され関係があるとされていた資料がやっと公開され、アメリカ政府が隠蔽していたことが分かりました。日本政府もそれが分かっていんがら、知らぬふりをしていました。選挙を考え、少しでも印象をよく使用とそれで慌てて日本政府も認めたのです。これも大きな嘘です。朝鮮戦争、中東紛争も沢山の 嘘で固められていますが、マスコミも含め、戦時中から本当の事は言いません。
 
当時のキリスト教徒は、天皇制を支持し皇居に拝礼をし戦争を支持しました。キリスト教徒は何も考えず、長いものに巻かれていきます。嘘で固められた国の体制に従います、多くの教会の指導者のいわれるまま、戦争に賛成して行きます。学校の教職員も同じです。そしてその責任は誰も取りませんでした、これが一番怖いのです。国やマスコミや知識人の言う事を信じてはいけません。10年後殆どの教会がなくなります。誰がその責任をとるのでしょうか。でもそれは、何も考えずに過ごしてきた多くの教会員の責任なのです。国やマスコミを信用してはいけません。自らが考え地の塩にならねばならない時なのです。

聖書のお話