宮田教会について

宮田教会記念礼拝堂
宮田教会記念礼拝堂

宮田教会は、宮若市役所の裏手、消防署のならびにあります。

1948年創立、66年の伝統ある日本キリスト教団の教会です。

初代牧師は服部団次郎先生。先生は、炭鉱で働く人々と共に生きながら、聖書を共に読み、神の愛と人間としてあることの尊さや喜びを伝えました。

宮田の街角に建ってその色鮮やかな姿によって人々を招いている会堂は1986年11月に建立されましたが、定礎の土台石には、「連帯と尊厳があるように」と刻んでおります。この言葉には、服部先生とそのときの教会の人々の祈りが込められていると思います。

時代は変わり炭鉱もなくなりました。しかし、戦争、抑圧、差別、失業、病気、貧困、孤立、いさかいetc.人々が人間の連帯と尊厳の回復を求めてうめき叫んでいる状況はいつの時代も変わりません。とりわけ2011年3月に東日本を襲った大震災と大津波と原発事故を、身近に経験した私たちにとって、それだけそのうめきは切実です。私達はどんな世界を作ってしまっているのでしょう。いかに私達は、連帯と尊厳が失われた世界にいることでしょう。

しかし、世界を造られた方である神は愛です。神は世界をよく造って下さいました。だから、神はそのようなうめき叫ぶ私たちのために、2000年前に神のひとり子イエス・キリストを送り、その十字架の死と復活によって、私たちの罪をとり除いて、私たちを神が下さる命の輝きの中においてくださったのです。それはあなたの足もとに差し出されています。イエス・キリストを信じ、自分の歩みの中心に受け入れるとき、私たちは力と慰めと希望を与えられて生き始め、今そばに与えられた隣人と共に、認め合い、助け合いつつ、いき始めるでしょう。 私たちは、赦しと慰めと希望と力、「連帯と尊厳」、平和を下さる神に礼拝・讃美を捧げ、聖書のうちに神の言葉を聴いて、そのうれしいよき知らせをみなさまに伝え、分かち合いたいと心から願っています。日曜日にはどうぞ教会においでになってみませんか。