2020年3月29日 聖書:コヘレトの言葉3章1~14節「すべてに時がある」弘子姉

神様は自分の思いとは違い 神様の計画の時があります。高校の時、神様に祈り求め、神様は私の祈りに答えて下さいました。祈りを叶えて下さった。そんな経験があるのに、教会に行きたいと思うのに、現実の生活に流されて、まだいいやと思っていました。42歳の時、自分はまだ教会に行く気はなかったのですが、病気だった母を教会に連れて行く事になりました。自分の思いでは教会に行きたくない。聖書はあれをしたらいけないとか 厳しい事ばかり書いてある。まだ自由に世を楽しみたい。なのになぜ今、教会に行かなきゃならないの?という思いがありました。私自身 特に、何かを求めて教会に行ってるわけではなかったですから。
それなら、行かなければいいのに・・・ですよね。だけど、なぜか日曜日には教会に行ってるのです。礼拝中では なんだか、しらけている自分がいました。礼拝後に、牧師は私の話を聞いて下さり、お祈りをして下さいました。
お祈りをしていただいてると、溢れるほどの涙が出てくるのです。鼻水も半端じゃなく、どー!と出てくるのです。なに?この涙は 鼻水は・・・どうしたの?すごい状態で顔を上げる事が出来ませんでした。その時 聖霊が私に臨んでくださったことがハッキリとわかりました。不思議な体験です。
自分は半分しらけているのに 神様が私の中に来て下さったとでもいうのでしょうか 私に触れて下さいました。とても心地よい心が癒された瞬間でした。そのようなことを、何度も体験しました。

牧師がイエスキリストを救い主と信じるお祈りを 導いて下さいました。いつのまにか、毎週教会に行くのが当たり前のようになってきました。
一人になると、イエス様にたくさん話しを聞いてもらうようによくお祈りをしました。しかし、みんなの前で祈るのが 恥ずかしくて出来ませんでした。そのような私でしたが、悩んでいる人 苦しい人などがいたら、すぐその場で、祈ってあげれるようになりたいと切に思いました。祈祷会に参加すれば、祈れるようになるかもしれないと参加しました。みなさん、スラスラ言葉が出てくるのです。ますます緊張して私の口から一言も 祈れないことが続きました。
聖書を読んでいると、マルコによる福音書16章15節に それから、イエスは言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」の箇所が語られました。
教会ではよく海外宣教に行っていましたので、私もぜひ参加したいと思いました。
当然、毎日、早天祈祷と夜の礼拝があります。どのようなものか分からないけど、私は祈りの訓練をしたい。日本に帰って来たときは誰にでも、すぐ祈ってあげれるにようになれたらいいなと思い参加することにしました。そのために、会社を退職して、2000年3月にアメリカ派遣に行きました。アメリカではレンタカーで移動なので、国際免許を取得して運転しました。「左ハンドル」「右側通行」です。ロスからサンディエゴまで 片道2・3時間フリーウェイを往復運転しました。5車線でしたので、車は左右から同時に交差して来るのです。
素晴らしい景色に感動も一瞬で、緊張の連続でした。事故を起こさないように 車の中ではみんなで祈り続けました。私はこの時から祈れるようになったように思います。神様が祈りを聞いて下さったという実感 事故も起こすことなく、神様に守られて帰ってきました。日本に帰って来てすぐから、私は苦しんでいる人がいるとすぐに、祈ってあげることが出来るようになっていました。

11月にはにエジプト・イスラエル派遣に行きました。東京にいる私の娘も一緒に行けたらいいな。仕事やいろんな都合で行けない状態でしたが、半年程前から、毎日祈り続けました。
神様は祈りを聞いてくださり、一緒に行けることになりました。
エジプトではモーゼが十戒を神から授かったシナイ山に登り頂上でお祈りをしました。途中までラクダに乗ってそれからは自力で頂上まで登らないといけません。
次の日エジプトからイスラエルに行きます。砂漠を何時間もかけてバス移動しました。砂漠なのでなにもない。途中、バスはガソリンを入れるところがあり補給します。トイレもありましたが、しかし長い道のりの途中にやっとあるトイレです。どれ程バスに乗っていたでしょうか やっとイスラエルのホテルに着きました。と思ったら 私は急にお腹が痛くなりました。夕食も取れないほどになりました。
ホテルに着いてからで良かったです。シナイ山に登ってる時や、砂漠を何時間もバス移動の時でなかった事を感謝しました。
次の日はイスラエル観光だったのですが、当然行くことが出来きません。
みんなが観光から帰ってきて、私は娘と牧師をしている叔母の部屋に行きました。叔母が私の痛いところに手を置いて祈ってくれました。祈ってもらってる間に痛みが消えたのです。一瞬にして神様が癒してくれました。
神様のなさることはすごいです。その日の夜は皆と一緒に食事をすることが出来ました。次の日も普通に観光に行くことが出来たのです。
神様に祈り求めたならば一瞬に癒されるという体験をイスラエルで見せて下さいました。また、私だけでなく、一緒に参加した娘も神様の奇跡を2つも体験するのです。そしてイスラエルで洗礼式をすることが出来ました。洗礼式では神様の奇跡を体験した素晴らし証しを聞くことが出来ました。

次の年は、ヨーロッパ宣教に行きました。
ベルギー フランス ポーランド チェコ イギリスの教会に行きました。
全国から参加者は10人で牧師5人と信徒5人の少人数でした。
いろんな国の礼拝に参加させていただき、歓迎していただきました。ポーランドからチェコは列車移動でした。乗り心地もよくポカポカしていました。
景色も素晴らしかったのですが、私は次に行くチェコで証しをすることになっていましたので、景色を見る余裕などありません。列車の中ではずっと祈り続けていました。
チェコでは使途言行録16章31節「主イエスを信じなさい。そうすればあなたも家族も救われます」という証しをしました。チェコの方々に神様の証しを聞いていただく事が出来、素晴らしい体験が出来たことを感謝致します。

教会に行くのは、まだずーと先でいいと自分では思っていた私を、神様のご計画の時に導いて下さいました。そして今、神様のレールに乗っかって歩んでいます。

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