聖書のお話

2025年2月23日 聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ1章3~11節「信じて平安を得る~涙の日々もよろこびにかわる~」世良田静江牧師

牧師が着用するガウンやストールというのは牧師の権威をみせるためではありません。ここはしっかりと意味が込められているのです。とりわけストールについて言えばギリシャ語のスタウロスという言葉に由来しており、それは十字架を意味す … 続きを読む

2025年2月16日 聖書:ヤコブの手紙2章14~17・ローマの信徒への手紙3章21~22節「信仰義認に生きる」川本良明牧師

⦿只今2つの手紙を読んでいただきました。ヤコブの手紙は「行ないが伴わない信仰は、役に立たない。人を救うことはできない。」と語り、ローマの手紙は「人は律法の行ないではなく、信仰によって救われる。」と語っています。ローマの手 … 続きを読む

2025年2月2日 聖書:マタイによる福音書12章22~32節「悪霊の頭とされたイエス」川本良明牧師

⦿今日の聖書の箇所は、キリストの福音が異邦人の世界に広がっていく、それも神ご自身が大きな計画の中でそのことを進められていくきっかけとなった決定的な場面ですが、それについては後でふれたいと思います。  ところで、もしも着の … 続きを読む

2025年1月19日 聖書:コヘレト12:13~14、ガラテヤ3:23~26「福音と律法に生きる(4)」川本良明牧師

⦿これまで「福音と律法に生きる」を3回語ってきました。一回目は、福音と律法の順序について、まず初めに律法を語って罪を自覚させ、その後、福音を語るのではなく、まず福音を語った後、律法を示すことが正しい順序であると語りました … 続きを読む

2025年1月5日 聖書:ガラテヤの信徒への手紙2章19~20節「福音と律法に生きる(3)」川本良明牧師

⦿2025年という新しい年が始まり、これまでをふり返りながら、職場や家族や人間関係、勉強や新しい事業などで新しいことを始めている方もおられると思います。教会はクリスマスを新年の始まりとしていますが、どんなことを始めている … 続きを読む

2024年12月22日 聖書:ヨハネによる福音書1章14節 アドヴェント(3) 川本良明牧師

⦿今はもうクリスマスという言葉を知らない人はいないと思います。しかし、多くの人はその起源を欧米の宗教であるキリスト教の祭りにあると思っていますが、クリスマスの起源は聖書にあります。ところがキリストの活動を書いている福音書 … 続きを読む

2024年12月15日 聖書:ルカによる福音書2章1~7節 アドヴェント(2) 川本良明牧師

⦿クリスマスとは、キリスト・マスつまりキリストの誕生を祝う祭りですが、今日は、夫のヨセフと妻のマリアが、キリストの誕生を迎えるまでに悩み苦しんだこと、そして大きな恵みと解放へと導かれたことを学びたいと思います。今やクリス … 続きを読む

2024年12月1日 聖書:マルコによる福音書1章22~25節 アドヴェント(1)川本良明牧師

⦿12月は、大掃除や仕事納め、神社仏閣ではすす払いなど、一年を締めくくる時期とされ、何かと慌ただしさを感じることから師走と呼ぶこともあります。師が走り回るとは意味不明ですが、それはともかく、教会では、12月は走るのではな … 続きを読む

2024年11月17日 聖書:テサロニケ5章23~24節「福音と律法に生きる(2)」川本良明牧師

⦿「福音と律法に生きる」第2弾として、まず福音とは何かを理解するために、パウロの言葉を聞きたいと思います。<キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び出され、召されて使徒となったパウロから、……この福音は、神が既に聖書の … 続きを読む

2024年11月3日 聖書:マルコによる福音書9章2~8節「永遠の命に生きる」川本良明牧師

⦿今日、教会に集められていることを共に感謝したいと思います。イエス・キリストの名によって行なう礼拝に参加するということは、そのことを意識するしないはともかくとして、イエス・キリストの父である神の招きにあずかるということだ … 続きを読む