2023年5月14日 聖書:マルコによる福音書4章21~25節「ともし火とはかり」豊田 護兄

ともし火とはなんでしょうか、まさしく自らの生きていく道を示してくれる光でしょう。人はそれをたよりにして生きていきます。そして大切なのは、その道しるべを正しく選ぶことです。
 「何を聞いているかに注意しなさい」「みずからの秤」とは、自らよく考え何が正しいかしっかりと見極めるということです。これを間違えた沢山の人をみました、そのほとんどの人たちが、「お金」を道しるべにしていました。

 自分について考えてみました。若いころに、尊敬できる大人がたくさんいましたし、音楽ででは,素晴らしい演奏家や指揮者や作曲家を目の前にして世界を見せてもらいました。そして自分の実力のなさも知りました。また多くの子どもたちや尊敬できる先輩や仲間に出会い、大切なことを教えてもらいました。おかげで何とか道を踏み外さず生きてこれました。大切なものが見えたからでしょう。

 クリスチャンであれば道が見えるとは限りません。そうでないクリスチャンも沢山見てきました。しっかり毎日自分で考え正しい道を聞かなければなりません。最後に昔演奏会で使っていた詩をおまけに

 今日は昨日になる
    明日は今日になる
       声はこだまになる
          夢は思い出になる

            その前に・・・・・

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