2023年7月9日 聖書:コリント信徒への手紙Ⅱ8章1~2節「たとえ明日世界が滅びても、私は今日リンゴの木を植える」豊田 護兄

 たとえ明日世界が滅びても、私は今日リンゴの木を植える。

 この言葉は、ルターの言葉だと言われています。周りや世間がどうあろうと、
私はわたしの道を行くと考えても良いかもしれません。

 今や世間では「神」はほとんど失われています。「神」に代わって周りの多く
の人はお金を神にしています。お金は大切ですが、沢山はいりません。暮らすの
に必要なだけで十分ですが、多くの人はそれでは満足しません。持てる人は,持
てない人のものまで奪います。

 昔キリストの時代、ユダヤ教という教団は金儲けに走り、それを守るためにキ
リストを殺します。時代は過ぎキリスト教団は権力を持ち、やはり金儲けに走り
堕落します。それに対して、プロテスタントも教団をつくり権力の集中をはかり
お金を集めます。ルターは権力に利用され、ドイツ農民戦争では多くの貧しい農
民を見捨て権力の側につきます。全ての宗教団体は、それを繰り返します。創価
学会や統一教会がそのよい例です。「新自由主義」の名のもとに戦争を仕掛け金
儲けをする「国家」と同じです。

 キリストは、教団を作らず、権力や世間に背を向け教えを説きます。
「国家」「教団」は似ています。国は嘘をつきます。税金を金儲けに使います。
「マイナンバーカード」誰が儲けているのでしょう。
{国防}誰が儲かるのでしょう。
「コロナ」誰が儲かったのでしょう。
 この例だけでも良く分かります。この多くの嘘の中で、さて私はどうするのか。

 「私のリンゴの木はどう植えるのか」が今問われています

聖書のお話