2023年7月30日 聖書:ヨハネによる福音書15章4節~17節「主につながる恵み」弘子姉

 私は60歳の頃から左膝の痛みが時々ありました。
ここの病院がいいよって進められたある病院にいき、診てもらい左膝にヒアルロン酸を打ったことがありますが、注射を打った翌日 車を運転中、左脚全体にすごい痛みがきました。車と止めて病院に電話しました。とても怖くなって、「こんな痛みが来るのですか」って先生は間違って違う所に入ったかもしれませんって言われました。2回目は、麻酔と痛み止めを打ちますから痛くないですよと言われました。嫌だなーと思いましたが、言われるとおりにしました。
3回目のときは、前に打ったヒアルロン酸より精度の高いヒアルロン酸を打ちますから大丈夫ですよと言われました。精度の高いヒアルロン酸があるんだったら、なぜ最初からそれを打ってくれなかったのかと思いました。この病院ではヒアルロン酸3回 麻酔と痛み止め1回 打ちましたが、痛くなって病院に電話したのが3回でした。良くなるどころか、膝がこわばってきて治療を始めてからの方が、かえって悪くなった感じでした。怖くなってそこの病院は私には合わなくて止めました。それからしばらくは病院に行くほどの痛みはありませんでした。
 それから5年後の65歳の時です。急に立ち上がった時、膝に激痛が来て、全く脚を動かすことが出来なくなりました。知り合いの人が人工関節の手術を院長先生にしてもらって、よかった!という話を聞いていたので、その病院の院長先生に診察してもらいました。レントゲンとCT MRIを診て、左膝に遊離体(通称 関節ねずみ)と言って、砕けた骨がチョロチョロと走り回って、どこかにハマって、激痛になり、歩けなくなったというのが原因でした。軟骨もほとんどありませんでした。
膝蓋骨亜脱臼(しつがいこつあだっきゅう)と言ってお皿が外れそうになってる状態にもなっていました。先生は、水が溜まっているから、水を抜きましょうと言われ、私は一度水を抜いたら癖になりませんか?と先生に聞きましたら、状況の経過でするものです!と言われました。水抜きに差し込んだ注射は、スムーズに入らず、砕(くだ)けた骨が大きいから、当たってうまく注射が入らないと言われました。今度又こんなことがあったら 人口関節の手術をしましょうと言われました。私としては、人工関節で完全に良くなるのなら、手術もありだけど、膝蓋骨は外れそうなくらい横に行ってるしそれはどうなりますかと聞くと、それはそのままです。と言われました。また、遊離体で歩けなくなったのであれば、遊離体を取る手術をしたいと先生に言いましたら、あなたの膝は、ボロボロだからそんなもんじゃダメだと言われました。あなた走ったり出来ないでしょうと言われましたので、走れますけどと言いましたが、信じてもらえないほどのMRIの画像だったのでしょう。聞き入れてくれませんでした。人工関節をしてもすべてが良くなるわけではないのであれば手術はしたくないと思いました。痛みも治まっていたので、そこの病院は止めました。
 でも、職場のみなさんがとても気にかけて下さり、とても人気があって、良い先生がいる病院を紹介してくれました。親が人口関節の手術をして、とても良かったから、その先生に見てもらっておいでと強く進めてくださり、その先生に診察していただきました。その先生は遊離体(砕けた骨)を取る手術を進めてくれました。遊離体が完全に取れたら、どこかに挟まる心配はなくなり、激痛で動けなくなることから解放されると思い、一度は手術の予約をしたのですが、仮に100%遊離体が取れたとしても、私の左膝の軟骨はすり減ってるし、お皿もガ~っと横にいってるし、まだ問題はいっぱいあるので、違う痛みも出るわけで、完全に良くならないと思うと、どうしても手術をする決心がつかず、手術はしないことにしました。
 それから3年ほどたった昨年の12月末、寒いからなのか又、左膝が痛くなりました。きりきりと痛むような感じから始まり今年1月中頃からは寝ていて力をいれると激痛 動かしたら、ズキッとする痛みが続きました。そんな状態でも歩けたので仕事には行っていました。しだいに脚を引きずって歩るくようになりました。しかも腰も痛くなりだし、座った時にズキッとする痛みがくるようになり、仕事を早退して整骨院に毎日行きました。膝の状態は、良くなったり悪くなったりで、スッキリしない状態が続きました。
 今度は2月4日夜10時頃、台所に立っていたら、突然左脚が固まってきました。わずか20分くらいの間にどんどんに固まっていくのが分かり、何が起こったのか 怖くて神様に助けて下さいと叫びました。娘にも神様にお祈をしてと電話しました。2階に上がる事も出来ず、足がだるくてだるくて 一晩中 脚のやり場がなく、寝る事も出来ず、だるいのが、これ程までに辛いのかと思い知らされました。翌日の日曜日は、事情を話し日曜礼拝には出席出来ないことを伝えました。教会でお祈りをしていただいたことを知り、とても嬉しかったです。教会のみなさんは、手術するならここの病院がいいよとか、少しでも早く手術をした方がいいよ等、色々考えて下さりご心配をおかけしました。あの時はたくさんの情報と皆さんのお祈りを心より感謝いたしました。本当にありがとうございました。
 月曜日になりやっと職場の方が紹介してくれた病院に行きました。「腫れてるから水を抜きますね」 と抜き出したら、水ではなく大量の血が出てきました。先生は「なんで今頃血が出るんだろう 激痛があった時に出るのであればわかるけど」と言われ、とても不安になりました。しかし血を抜き終わると、痛みとだるさが消え、病院に着いた時は車椅子だったのに、帰りはゆっくりだけど歩くことが出来ました。私はなぜこんなことになったのか原因が知りたい 原因を見つけて正しい治療をしたいと思い、その日のうちに、信頼している麻酔医の先生に相談しました。そして那珂川にある病院の院長先生が膝担当で、その先生を紹介していただきました。麻酔医の先生は、「良い先生に診てもらわないとダメ。原因を見つけないといけない」と言われました。もし手術することになったら、その先生はとても手術が上手だと言われました。相談した麻酔医の先生も、手術になった時は麻酔医として私が手術に入ってあげるからと言ってくれました。麻酔はすごく怖いことも知りました。だからこそ信頼している麻酔医の先生が立ち会ってくれるのは、とても心強く、すぐ紹介していただいた病院に行きました。これまでいろんな整形外科に行きましたが、紹介された病院は、これまでの病院と全く違いました。レントゲンやCT MRIを見て判断するだけの病院とは違い、膝の状態をどのように感じるか、そしてどの程度日常生活を行えるか 症状 こわばり 日常生活 について細かく、5枚くらいの紙に、あらゆる動作のときの痛みはどうかと5段階のチェックをします。
問診では先生が、膝のいろんなところを触り、ここはどうですかと細かくチェックされていきます。私の場合左膝が悪くて行ったのですが、右膝の状態もチェックされました。ここの病院では触診とレントゲンだけで、左膝も右膝も軟骨が全くないことがわかりました。今までは、左膝の痛みばかりで、右膝の痛みはあったかもしれませんが、左膝ほどではないので気にしていませんでした。早く見つけてくれてよかった。神さまが右膝も軟骨が全くない事を教えて下さったと、本当に感謝しました。この病院での治療はまず、保存療法から始めました。両膝にヒアルロン酸を打つことになります。私の左膝はお皿も横に行ってし、砕けた骨がいっぱいあったりと大変な膝で、これまでの先生は、うまく注射することが出来なくて、前に打った時、とても痛く怖いと言いました。しかしこの先生は注射がとても上手でした。打った瞬間も翌日もその後も痛くなることはありませんでした。ヒアルロン酸を両膝に打ちながら、膝に筋力をつけることを言われ、スクワットを頑張りました。この時点ではまだ少し痛みを感じていました。1週間後の2度目のヒアルロン酸を打ち終わった瞬間、なぜか喜びにあふれ、神様に癒されたと確信しました。感謝のお祈りを捧げました。ハレルヤ!
 そしてその瞬間に、膝が痛くて止めていた社交ダンスをまた始めると決意しました。決めたからにはすぐ行動に移しまして、3月頃から社交ダンスを始めました。ヒアルロン酸はワンクール(1週間に1回、計5回)次は私の場合、2週間 3週間 1か月と期間を開けていきました。5月に入って、ふと気が付けばずいぶん前から全く膝の痛み、違和感がなかった事に気が付き、いつのまにか忘れてしまっていたことを神様に感謝のお祈りをしました。痛くないのにヒアルロン酸を打つ必要はないという事で5月31日9回目のヒアルロン酸で終了しました。
 脚が固まったて、だるくて辛くて怖い時、クリスチャンの娘にお祈りをお願いしましたが、それから1週間後「お母さんの膝は勝利した」と神様からもらったよ。 だから大丈夫だよ。お母さんも信じて受け取らないとだめだよ。と言われました。神様が癒して下さり 膝は勝利したと、神様は娘に語って下さったことを喜びました。私も神様が癒して下さったことを受け取りました。そして感謝のお祈りを捧げていました。社交ダンスで、痛みなく膝をいっぱい曲げて踊れた時、神さまが私の両膝を癒して下さった喜びに溢れました。今も神様が守って下さって、私の膝は強められ、痛むことはありません。
ヨハネの福音書15章7節
【あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたの内にいつもあるならば、望むものを何でも願いなさい。そうすればかなえられる】
この御言葉を感謝いたします。

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