聖書のお話

2021年3月28日 聖書:マルコに福音書2章23~28節「箱か中身か」豊田護兄

 律法とは誰の為にそして何の為にあるのでしょうか。それは本来、人が良く生きる為に、そして正しく生きる為にあるものです。人は生きるということが大前提です。特に生きる=生活することが厳しい人達にとってはなおさらのことです。時 … 続きを読む

2021年3月21日 聖書:マルコによる福音書 14章32~42節「苦難の中にあるインマヌエル」大薮善次郎牧師

 人は、時代によって左右される。イエスの時代は、ユダヤ教が神殿中心で律法を守ることを強制したのである。それに対して、イエスは 「神は愛である」から、律法に縛られたり、神殿礼拝を守らなければならないことなどを拒否した。それ … 続きを読む

2021年3月14日 聖書:創世記10章32節~11章9節・使徒言行録2章1~4節 「私たちの本国は天にある」川本良明牧師

●150年前、日本は欧米諸国並みの国をめざす一方で、アジア諸国蔑視の種を、まずアイヌの地と琉球に播き、つぎに朝鮮に枝葉を伸ばすと、日清・日露戦争に勝利して植民地にしました。土地や会社を奪われた朝鮮人が続々と日本に渡ってき … 続きを読む

2021年3月7日 聖書:ルカによる福音書6章37節~45節「人を裁くのは誰」世良田静江牧師

NHKのドキュメンタリー番組で、東京築地本願寺の総務長の方が毎日一万人の参詣者が少しずつ減少して遂には四千人となり、依頼を受け、銀行員だったが五年前より改革に乗り出している。その計画実行の姿を放映していた。パイプオルガン … 続きを読む

2021年2月28日 聖書:イザヤ書35章3~7節 「真実と事実」豊田護兄

真実と事実  昔中学3年の時に、友人と望遠鏡を作り月とオリオン大星雲そして木星を見ました。あの時の感動は今も忘れません。お金が有りませんから、安いキットを買い台は材木を買い自分でつくりました。自分の目で見て確かめたかった … 続きを読む

2021年2月21日 聖書:フィリピの信徒への手紙3章12~16節「目標目指して」茶屋明郎牧師

 パウロが、フィリピ教会の人たちに信仰によって救われる福音を述べ伝えていく中で、間違った信仰理解をしている人たちが気になり、看過ではないと思われるほどに深刻に受け止めていました。  それは、救いを得ること、救いの恵みをう … 続きを読む

2021年2月14日 聖書: ローマ の信徒への手紙3章21~26節 「見よ! イエス・キリストを!」 川本良明牧師

●この手紙を書いたパウロは、自分がユダヤ人であることを強く自覚していました。ユダヤ民族の起源は、世界のどの民族ともまったくちがいます。一般に民族は、人類の進化の過程で説明されます。世界各地の環境に適応しつつ、血筋を絶やさ … 続きを読む

2021年2月7日 聖書:ローマの信徒への手紙1章20節~31節「任されている自由」世良田静江牧師

家に居る時間が増えて、今まで外出していた事が不思議にさえ思います。これはコロナのせいではなく、昨年末、免許返納した結果だと思っています。百田尚樹氏の「百田尚樹の日本国憲法」を繰り返し読み、説得力のある説明だと読み終わりま … 続きを読む

2021年1月31日 聖書:マルコによる福音書3章13から16節「使命に生きる」岡田博文兄

「わたしについてきなさい」と呼びかけて、人々をお招きになった主イエスは、彼に従ってきた者の中から、使徒と呼ばれる十二人の弟子をお選びになりました。 主イエスが十二人をお立てになって、この後の教会の基礎になる新しい集団をお … 続きを読む

2021年1月24日 聖書:マルコによる福音書2章13節~17節 「こっち側とあっち側」大薮善次郎牧師

 マルセル・ブルーストが「聖書は一種の不思議な言葉で書かれている。その一語一語に各人が各種の意味をつける。そしてそれは誤読であることが多い。ところが立派な書物にあっては、人々のおかす全ての誤読が立派なのである。」と言った … 続きを読む