聖書のお話

2020年11月8日 聖書:テモテへの手紙②1章7節「福音に生きる」川本良明牧師

 これまで福音について2回取り上げました。福音とは神からの良き知らせと言うことですが、1回目は、イエス・キリストが私たちの身代わりとなって罪を裁かれ、私たちを神の律法に生きる者に新しく創造するというものでした。2回目は、 … 続きを読む

2020年11月1日 聖書:ローマの信徒への手紙9章27~29節「残された者へ」世良田静江牧師

今、NHKが朝の連続ドラマドラマ「エール」を放映しています。戦後の日本復興の応援歌として多くの国民が慰め励まされた思い出の歌でもあり、今も歌われている“栄冠は君に輝く”などの夏の甲子園球場で歌われている名曲です。今、NH … 続きを読む

2020年10月25日 聖書:フィリピの信徒への手紙2章12~18節 「救いの達成」茶屋明郎牧師

 人生を振り返る時に、自分がこれまで歩んだ日は無駄でなかったし、悔いがないと思えることほど幸いなことはないし、ありがたく、尊いことはありませんが、実際はさまざまなことで失敗し、挫折し、嫌な思いをしたことが多かったと思い、 … 続きを読む

2020年10月18日 聖書:ヨハネによる福音書 4章3~30節 「人生という渇き」楊周漢牧師

1.出会い:現在のわたしたちの心、生活、関係の状況はいかがでしょうか。 ある日見知らぬ人から何かを頼まれましたら(水を飲ませてくださいと頼まれたら)、私たちの反応は如何になるでしょうか。 2.自分にとって「ヤコブの井戸」 … 続きを読む

2020年10月11日 ヘブライの信徒への手紙10章11~18節 「福音の真髄(2)」川本良明牧師

 聖書は旧約聖書と新約聖書とからできていますが、旧約と新約の「約」とは契約のことです。だから聖書は、始めから終わりまで契約が貫かれています。契約とは、「契約を結ぶ」というように2人が互いに約束したことを守り誓うことですが … 続きを読む

2020年10月4日 聖書:ローマの信徒への手紙16章3節~16節「挨拶のまなざし」世良田静江牧師

先週、アルベルグ(一夜の巡礼宿)の話とサンチェアゴ・デ・コンポステーラの話を致しました。聖ヤコブ大聖堂に向かって歩いて行く巡礼が出来たらどんなにか幸いなことかと思いつつ、今週は、パウロが手紙を書き送った教会の信徒たちへの … 続きを読む

2020年9月27日 聖書:ヤコブの手紙5章7~11節「アルベルグ~巡礼者の宿~」世良田静江牧師

キリスト者の殆どはヤコブの手紙についてルターの言葉を心に留めすぎているように思う。ルターはヤコブの手紙を「わらの書簡」と呼び、それに対して19世紀のドイツの進学者、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーは「それでもなお脱穀して … 続きを読む

2020年9月20日 聖書:マルコによる福音書4章1~9節 「御言葉を聞くということ」 大薮善次郎牧師

 昔の人は「言霊」(ことだま)と言った。言葉には霊が宿っていると考えていた。河合隼雄氏(心理学者)は「現代人は言葉だけに片寄ってしまって、無意識の世界を忘れてしまっており、色々な問題を引き起こしている。」と言っている。無 … 続きを読む

2020年9月13日 聖書:ガラテヤの信徒への手紙3章13~14節「福音の神髄(1)」川本良明牧師

 これから2回にわたって福音の奥義を見極め、教会が、また私たちが、永遠の時間につながっていることを知って、今の時を生き生きと生きる者となることを願っています。1回目はガラテヤ書の福音と律法の関係から、2回目はエフェソ書の … 続きを読む

2020年9月6日 聖書:エフェソの信徒への手紙4章6~20節「光に生きる」豊田護兄

 昔娘が小さいときに、「光の子らしく生きなさい」とよく口にしていました。光に生きるとはどんなことでしょうか。  人の価値は、何が出来るとか社会的な地位とか学歴やお金を沢山持っている等で決まるものではありません。一般的には … 続きを読む