聖書のお話

2019年12月1日 聖書:ヨハネによる福音書7章25~31節 「イエス様お誕生への希望」世良田静江牧師

 先月、ローマ教皇が来日して短い期間でしたが、平和の大切さと核の使用は犯罪と言い切りました。イエス様は山上の教えの中で、平和を作り出す者として、ピースメーカーという言葉を使われています。平和は一人ひとり作り出すために努力 … 続きを読む

2019年11月24日 聖書:マタイによる福音書11章28-30節「来なさい、イエスのもとに」楊 周漢牧師

秋は「読書の季節」又は「思索の季節」などの名前が付けられています。緑豊かな夏の葉っぱが彩り落ちる様子を見ながら、自分の生を振り返え、人生の意味を問う人が増えるからだと思います。私は秋を「祈りの季節」だと思います。 今日の … 続きを読む

2019年11月17日 聖書:マルコによる福音書16章1~8節 「驚きの信仰」大薮善次郎牧師

 ある神学者が「イエスを語ることは、自分を語ることである。」と言った。 もっと厳密にいうと「イエスと出会って、自分はどう変えられたか」である。 これは正しい。  私は1937年生まれ、82才である。この三月まで53年間牧 … 続きを読む

2019年11月10日 聖書:出エジプト3:1~12、ヨハネ21:18~19 「モーセの召命」 川本良明牧師

 モーセが神から召命を受けた場面は、私たちにいろんなことを教えてくれます。召命を受けるまでの彼は、長い間、ミディアンの地で平和に過ごしていました。神はその平和な生活から出て、エジプトに行くように命じたのでした。  話は8 … 続きを読む

2019年11月3日 聖書:詩編51篇3~11節 エレミヤ書17章9~12節「来し方、行く末」 世良田静江牧師

今日は信徒の日。召された方々を思う永眠者記念礼拝です。召された方々が、どのようにして歩み、生き、私共に何を指し示そうとされたのか、伝えようとしたのかを心にとめて考えたいと思います。必ず教会にはこの方がいなかったら教会はど … 続きを読む

2019年10月27日 聖書:マタイによる福音書6章22~23節「負けることの意味」豊田護兄

 現代は勝つことのみが大切で、負けることには意味がないという風潮が一般的にあります。本当にそうでしょうか。これはかつて第一次世界大戦の後、莫大な賠償金をドイツに要求したアメリカのウォール街の連中から広がり、勝つことは正義 … 続きを読む

2019年10月20日 聖書:ローマの信徒への手紙8章28節~30節「共に働く神」世良田静江牧師

私たちは毎週、礼拝に出席し、御言葉を聴き、その御言葉が日々の生活の中でどう生きて働いているのでしょうか。礼拝堂を出た途端、ついさっきまで聴いていたメッセージは消え失せ、仕事や地域のことや家族内のごたごたに埋没し、聖書のこ … 続きを読む

2019年10月13日 聖書:創世記11章10~11節 Ⅰコリント15章12~13節「死者の復活」川本良明牧師

 ただいまお読みしたコリントの信徒への手紙は、使徒パウロが建てたコリント教会に宛てたものです。彼は今はエフェソで伝道していましたが、コリントを去った後、教会に党派争いや不品行、裁判沙汰、結婚問題、偶像の供え物の問題、貧民 … 続きを読む

2019年10月6日 聖書:エフェソの信徒への手紙2章11節~22節 「神の家族」茶屋明郎牧師

 同じ血による家族の絆は強いし、心を通わせ、一つになれることが容易であるとは言え、 万全であるわけではありません。近親憎悪や骨肉の争いという言葉があるとおり、関係が破綻し、一つになれない場合もあり、同じであるから、一つに … 続きを読む

2019年9月29日 聖書:使徒言行録1章1~11節「天を仰いで~昇天の信仰に生きる」岡田博文兄

 私たちの教会生活の中で、クリスマスとか受難週、あるいは復活節などは、重要なとなっています。しかし日本では、キリスト者にも関心が薄い暦に「昇天日」というのがあります。復活の後、40日の間、地上でお過ごしになった主イエスが … 続きを読む