聖書のお話

2019年9月22日 聖書:エペソの信徒への手紙2章8~10節「与えられ 整えられて 守られる」豊田滋兄

獺祭忌 子規逝くや十七日の月明に 高浜虚子  子規 1867~1902(M35) 虚子1874~1959(S34) 芝居じみた句といわれる。才能はなく長寿であった。  杉田久女(1890~1946)57才 日明に住む 旧 … 続きを読む

2019年9月15日 聖書:イザヤ書35章3~4節 「老いること」豊田護兄

みんな老いていきます。私自身も最近そのことを実感します。今日は1991年のヘビー級のタイトルマッチの話しをします。チャンピォンのホリヒィールドは28歳、マイク・タイソンを超える最強と言われた選手です。挑戦者は43歳のジョ … 続きを読む

2019年9月8日 ヘブライの信徒への手紙4章15~16節  創世記22章1~3節「示されたまことの神」川本良明牧師

 耶馬溪に青洞門という名所があります。昔は大変な難所だったそうで、それを見かねた僧侶が、長い年月をかけて崖をくりぬき始め、やがて村人たちも協力して、30年かけて完成したトンネルです。この事実を題材にして書いた菊池寛の「恩 … 続きを読む

2019年9月1日 聖書:ローマ人への手紙1章16~17節「信仰から信仰へ」世良田静江牧師

本日の箇所はローマの信徒への手紙1章16~17節ですが、此処に深い意味が込められていることが分かることでしょう。まず、パウロは「福音を恥としない」と福音を述べること、受け入れること全てを恥としないと言い切っています。次に … 続きを読む

2019年8月25日 聖書:コリント信徒への手紙Ⅰ13章8~13節「素朴な力」豊田滋兄

自宅に来る人の話、上昇志向がある。キリストは逆でる。フランチェスカも同様である。 「ダンナハイケナイワタシハテキズ」  新風連 1876(M9)10/24~25 種田政明(熊本鎮台司令官)の御妾さんの打電(第一報)  1 … 続きを読む

2019年8月18日 聖書:エフェソの信徒への手紙6章10~20節「あなたは何と戦いますか」豊田護兄

 戦う相手が見えている時は、何と戦うかがはっきりします。貧困だったり差別だったり戦争だったりと、相手が分かりやすくどのように戦うかがはっきりします。ところが今の日本はどうでしょう。豊かになったと言われ平和だと言われ一見戦 … 続きを読む

2019年8月11日 聖書: ヘブライの信徒への手紙 3章7~15 節「今日、救いがあなたに訪れた」川本良明牧師

 8月になると長崎で毎年、教区主催の反核平和セミナーが、原爆投下の9日を中心に開かれています。そのことで私は、いつも日本の近代史を考えさせられてきました。もちろん教会の近代史もです。歴史は古代から現代まで切れ目なく続いて … 続きを読む

2019年8月4日 聖書:ローマの信徒への手紙1章1~7節 「交わりのうるわしさ」世良田静江牧師

今日の箇所は使徒パウロが「ローマにいる神に愛され召された聖徒一同へ」宛てた手紙であることは、交わりを求めて書かれた手紙といっていいでしょう。ゴッホとゴーギャンが共同生活をして互いに刺激しあい成長をするためには良かったので … 続きを読む

2019年7月28日 ヘブライの信徒への手紙2章1~9節 「押し流されないために」川本良明牧師

 現代は情報が洪水のように溢れています。情報とは言葉であります。人の言葉によって押し流されやすい私たちにとって、どの情報を聞き、選び、決断するかは、重大な事柄です。先ほどお読みした、<私たちは聞いたことにいっそう注意を払 … 続きを読む

2019年7月21日 聖書:フィリピの信徒への手紙2章1~11節 「あなたは何を一番大切にしていますか」豊田護兄

 人は色々な衣をまとって自らを表そうとします。それが地位であったり、財産やお金であったり、学歴であったりと色々です。キリストはどうでしょうか、偉大な力と神の子であることをけっして人に告げようとしませんし、奇跡を起こすたび … 続きを読む