聖書のお話

2024年9月1日 聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ5章1~5節「教会の使命(2)」川本良明牧師

◎今から2千年前、エルサレム郊外でイエスという名の一人のユダヤ人が十字架につけられて殺されました。それを命じたのはローマ総督ピラトであり、この総督の手を借りてイエスの死刑を執行させたのはユダヤ人の指導者たちでした。彼らが … 続きを読む

2024年8月25日 聖書:ヨハネの第一の手紙4章19~21節「教会は互いに愛し合う所」大藪善次郎牧師

 今日は宮田教会の創立記念日だ。服部団次郎先生を思い出す日でもある。その教会の創立者はいつになっても輝いて見えるからである。  今月十六日に荒井献先生という方が亡くなられた。歴史学者で新しい感覚でキリスト教会を研究された … 続きを読む

2024年8月18日 聖書:ヘブライの信徒への手紙10章5~10節「真の平和を実現するキリスト」川本良明牧師

◎戦後79年を迎えた8月15日、防衛大臣が靖国神社を参拝しました。今年1月には陸上自衛隊幹部が集団で参拝しており、また毎年この時期になると国会議員も集団で参拝しています。理由は様々だとしても靖国神社が特別な神社であること … 続きを読む

2024年8月4日 聖書:エレミヤ書31:33 ルカによる福音書21:25~28「頭をあげなさい」川本良明牧師

◎月の第一と第三日曜日に宮田教会で説教奉仕をさせていただいていますが、7月は年に一度の講壇交換が地区の行事で行なわれました。私は若松教会に行き、宮田教会は久多良木和夫牧師が来られたと思います。地区内の全牧師が各教会に派遣 … 続きを読む

2024年7月21日 聖書:ヨハネによる福音書9章1~12節「神の業がこの人に現れるため」久多良木和夫牧師(北九州復興教会)

 本日の聖書箇所に登場する中心人物は生まれつき目が見えないというハンディを持った人です。彼は物乞いをし生計を立てつつ歩んでいました。彼は、主イエスとの出会いを通して目が見えるようになりました。  「わたしたちは、わたしを … 続きを読む

2024年7月7日 聖書:ローマの信徒への手紙6章4~5章「教会の使命(1)」川本良明牧師

◎私たちは生きているのではなくて、神に生かされているのですが、造り主である神を物差しにしないで自分を物差しにして生きていることが聖書の語る罪である、と言われてもピンとこないのはなぜでしょうか。それは、周りの空気を読み、周 … 続きを読む

2024年6月16日 聖書:コリントの信徒への手紙Ⅱ6章2節「神の契約に生きる」川本良明牧師

◎先週、私は2つのことで緊張させられました。1つは文科省の教科書検定で、ある教科書が中学校の歴史教科書として合格したことです。教科書名は日本史ではなく「国史教科書」であり、著者は明治天皇の曾孫になる人です。  彼は『天皇 … 続きを読む

2024年6月9日 聖書:マルコによる福音書9章33~37節 「小さき者」大薮善次郎牧師

安息日は、人のために定められた。 人が安息日のためにあるのではない。 だから人の子は安息日の主である。 古代社会は宗教が支配していた。 そこでは宗教的な儀式、習慣、生活が決められていた。 それに対し、イエスの言葉は、社会 … 続きを読む

2024年6月2日 聖書:コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章1~5節「福音の恵みに生きる」川本良明牧師

◎ただいまお読みしたコリントの信徒への手紙を書いたパウロは、3回の伝道旅行をしていますが、コリント教会は2回目の時に生まれた教会です。この手紙は、3回目の旅行でエフェソに滞在していたときに、コリント教会が心痛める問題に直 … 続きを読む

2024年5月19日 聖書:創世記11:1~9、使徒2:1~4 「教会の誕生」川本良明牧師

◎今日本は、特別永住者28万人、中長期在留者 294万人、「帰るに帰れない」非正規滞在者 7万人、短期滞在者 3万人以上など、外国人と言われる人たちが約332万人にいると言われています。しかも出身国は193でほぼ全世界の … 続きを読む